林明子さんの優しいタッチの絵本です。
林明子さんの絵本が大好きな娘に買ったものです。
はじめは私も内容を知らなかったので「とんことり」の題名をみて
鳥か何かのお話しかと思いました。
主人公のかなえが山の見える町に引越します。
お父さんもお母さんもお引越の片付けで遊び相手もいないかなえが
つまらなそうにしていると「とんことり」と音がします。
音のする郵便受けを見るとお花が入っています。でも誰もいない。
そんな日が繰り返されお花やお手紙が届きます。
かなえが自分あてに来ているものだと、繰り返されるうちに確信していく模様がとっても可愛く描かれています。
引越してお友達のいないかなえに、お友達ができるという暖かいお話です。
この絵本は、お引越した幼稚園のお友達に送りました。
かなえのように新しいお友達ができていることと思います。