主人公の鳥?のドリル君の所へ友だちがやってきて、写真立てに入っている写真について「これ、だれの 写真?」ってきかれました。
ここから、ドリル君の回想が始まります。
ドリル君は、散歩をしていて、りゅうのこどもに会います。小さいから“つぶら”って名前を付けて、大きく育てようと家につれて帰ります。
みんなに内緒のつもりが、……。
で、また、その“つぶら“さんの食欲といったら、すごいんです。
おなか一杯食べて満足した“つぶら“さんの笑顔。楽しいことをした後の“つぶら“さんの、笑顔 最高です。
ドリル君のたくさんの動物の友だちが、登場しますが皆独特のキャラクターです。でも、やはり一番はつぶら“さんかな?
鮮やかな色使いで、ポップな感じです。
見返しも洒落ていてかわいいです。
息子も、ページをめくるたびケラケラ笑っていました。
作者の菅野さんは、ダウン症の人を中心としたアトリエ.エレマン.プレザンのスタッフとしても活動されている方です。この“つぶら“さんのキャラクターは、アトリエのこどもたちと、海で流木拾いをしたときに浦松巧君の拾った木がそのまま、りゅうみたいな形をしていたところから、「つぶ みたいに ちっちゃい りゅう」だというので生まれたそうです。