サーカスのライオン「じんざ」は火の輪くぐりが得意。「じんざ」の元気のなさに気づいたライオン使いのおじさんは人間の服をかしてくれます。人間の服を着た「じんざ」が外に出るとサーカス小屋へライオンを見にきた男の子がいます。「じんざ」は男の子と一緒にの男の子の家へ遊びに行きます。男の子は最後まで、人間の服を着た「じんざ」がサーカスのライオンであることに気づきませんでした。
そして、その夜男の子の家が火事に・・・。
表紙を見ての第一印象は寂しく悲しそうなライオン。
ストーリー展開はひきこまれ、最後は思わず泣けてしまう本ですね。
子どもに読ませるというよりは、小学生になってから、自分で読んでもらいたい本です。