秋の読書週間まで待っていた本です。
仕事も続かないどうしようもないさきち。
人のいいおじさんが家にあるものを売ってきなさいと、
「お茶」「栗」「柿」「麩」をかごいっぱいいれてくれました。
なかなか売れないのでどうしたものか・・・と考えているところにちんどん屋が・・・
さきちはこれだ!と商品をまとめて、テンポよく声をだすことにしました。
まとめて、いうと・・・『ちゃっくりがきぃふ』
さきちが大きな声でいうと子どもたちが集まってきて・・おおにぎわい!
『ちゃっくりがきぃふ』大合唱で練り歩いて・・・
そう・・結局一つも売れなかったんです。
売っている人・・って分からないよね・・・
って冷静な子どもの言葉!
さきち・・品物どうしたんやろ?でも、栗も柿も麩も食べれるで・・お金はなくてもお腹はすかないかもな・・・
その後を心配しつつも『ちゃっくりがきぃふ』『ちゃっくりがきぃふ』
しばらく口から飛び出し続けてしまう楽しい絵本です