かばくんが「なりたいもの」をみつけようといろいろチャレンジするお話。
消防士、船乗り、パイロット、バレリーナ、ピアニスト…
次々と試してみるけれどなかなかうまくいきません。
それでもかばくんはめげることなくチャレンジは続きます。
そして最後には「ええことおもいつくまでちょっとひとやすみ」とハンモックでゆ〜らゆら。
ま、「ぼちぼちいこか」
そう、ここまでよく頑張ったよかばくん。かばくんのペースでいいよ〜。
と言ってあげたくなります。
きっとひと休みしたらまたチャレンジしたくなるのかな。
或る事に対しての選択が合っているのか合っていないのかは
かばくんのように試してみないとわかりません。
ぴったりくるものがないと頭で決めつけるのではなく
まずは行動してみなければはじまらない。
行動してはじめて本当にそれが合っているかどうかがわかるのだと思います。
そして時にはお休みも必要。お休みはとても大切です。
大人の深読みかもしれませんが、そんなことをかばくんから教わった気がしました。
「ぼちぼちいこか」というタイトルとかばくんの関西弁が親しみやすく
お子さんから大人まで楽しく読めると思います。