海で泳いでいたいわしくん。
捕まって、運ばれて、スーパーで売られ・・。
ここまで読んで「分った!食べられちゃうんだ!」と得意そうな息子。
そうです。でもその後がすごいんです。
食べられたいわしくんは人の体の一部になります。
そしてプールの授業の日・・。
なんだか目からウロコ!
すごく短い文章なのに、なんて分りやすい!
食物への感謝、生態系についてなどいろんなことが考えられます。
いわしくんは食べられてしまったけれど、悲しいことばかりじゃないよ。
学校へ行ったり、プールへ行ったり海では経験できなかったこともしてるしね。
栄養が体をつくるとか残さず食べなさいなど言うより、とても印象に残ると思います。
「食育」にもオススメの一冊です。