せっかくの四月だというのになかなか冬が去ってくれません。桜の木の下でお昼寝がしたいのに・・・剛を煮やしたばばばあちゃん、冬を追い払う一計を案じます。ラッパを持ち出し、森中の動物たちを起こしたかと思えば、紙袋に「春だ!」と言葉を詰め込んで(なかに関係のないこといっているものもいるのがおかしい)かみなり様に花火として打ち上げてもらちゃう!雪だるまの冬の精は慌てて去り(この姿もおかしくて笑っちゃう!)待ちに待った春がやってきます。動物たちは何して遊ぼうかとわくわくしているのにばばばあちゃんたらさっさと昼寝してしまうのでした!ほんと、何が何でも自分のやりたいことに正直なばばばあちゃん!季節まで変えてしまうなんてすごい!この絵本でもお茶目でやんちゃでパワフルでした。息子はばばばあちゃんの活躍ぶりや色々な動物達が面白いらしいです。雰囲気出すために紙袋に言葉の入れるシーンは声色を変えて読んでやっています。かみなり様の打ち上げる花火の所では手を叩いて応援しています。とても楽しい本ですよ!