ただ怖くて・・・でも、夢中で読んだ。
子供の頃の記憶が残っている児童書は、この『メキメキえんぴつ』ただ1つでした。
復刊されていることを知り、内容までは覚えていなかったので借りて読んでみました。
5話も詰まった、読み応えたっぷりな1冊。
表紙をめくると、「私は、こわーい本です」から始まっています。
強烈に印象に残る挿絵が、お話の怖さをより引き立てています。
『あなたのえらさはなんポッチ?』が人気のようですが、
私は『大きくなったらなにになる?』が1番好きです。お菓子の名前が面白い。
このお話は、植物や木を平気で折ったりしている子にこそ読んでほしいですね。
『トーセンボー』も好きです。
3年生の息子は、最後まで一気に読みました。
学校の読書ノートには、丸か二重丸の評価を付けます。息子は、二重丸を付けていました。
短編集なので年長からでも読めそうですが、
強烈なこの挿絵はインパクトが大きいので・・・怖がるお子さんもいるかもしれません。
うちの年長児にも読み聞かせましたが、1人で読もうとはしませんでした。
読んだら、一生忘れることのできない本ですよ。おススメです。