最近はそうでもなくなりましたが、雨の日を子供と過ごすのは結構苦痛でした。子供も少し大きくなると、時間のかかるお菓子を焼いたり、めいめい本を読んだり、おじいちゃんおばあちゃんに手紙を書いたりできるようになりましたから。でも、このお話のような雨の日の過ごし方、いいなと思いました。手元にある物と自分の頭を使って遊ぶ。
最後のお客があめぼうず。彼らがお金を払ってなわを買い、そのなわをつかってずーっとむこうへ行ってしまったから雨がやんだというのがいいですね。
雨上がり、「ぼく」がそとでやりたかったのが野球だというところに時代を感じます。いまならきっとサッカーですね。