今回は、アーケロンのたまごを必死で守るリトルホーンのお話です。
たまごを守ると約束したものの、ビッグホーンは群れが最優先。
自然界の厳しさと、それでもアーケロンとの約束を果たす為、リトルホーンは色々な敵からたまごを守ろうとします。
このシリーズでは、リトルホーンがとても可愛らしく描かれているのと対照的に、敵の恐竜はとても怖くてリアル。
今回も、ステノニコサウルスやダスプレトサウルスが迫力満点です。
トリケラトプスだけでなく、ダスも上手に泳ぐのに驚きました!
恐竜って意外に泳げるんだ〜!というのが、このシリーズを通して新たに発見できたことの一つです。そういえばワニと同じ仲間ですもんね。
また、太古の海の中の様子もとても興味深く見ることが出来ました。
お話の最後には、やっぱりビッグホーンが助けに現れます。
そこはやっぱり親子の愛あってのこと。
読み聞かせしながら、息子も、新しい命の誕生には多くの困難を乗り越える必要があることを、この絵本を通して感じたようでした。
巻末の詳しい説明もとても勉強になりますね。
絵本の内容から、さらに詳しく興味を広げるのにピッタリだと思います。