小学校の読み聞かせ会で、涙をグッとこらえながら読みました。
家でも、学校でも、おこられてばかりいる男の子のお話。
ちゃんと理由があるのに、本当の気持ちは違うのに、大人から見るととんでもない行動をとってしまったり、言ってしまったりする男の子。
昨日も 今日も きっと明日も…おこられる。
「ぼくは、悪い子なの…?」
「本当は、いい子になりたいのに…」
七夕に願う男の子のいじらしさに私の目はウルウル。
子供達も、男の子と自分の体験が重なるのでしょう。途中、途中「うん、うん。」とうなづきながらお話に聞き入っていました。
そして、最後は100人ほどもいる教室がシーンとなりました。
心にしみるとっても素敵なお話なので、ぜひ読んで欲しい一冊です。
特に、お母さんと先生、本の中に怖〜い顔した自分が映っていますが、読んだ後は、笑顔で子供をギューっと抱きしめたくなりますよ。