初めにこの本を目にとめたのはこのあまりかわいくもなくリアルな表紙。そしてへんてこな題名。「おこだでませんように」って・・・方言?不思議な絵本が気になり思わず手に取って立ち読みしてしまいました。読み初めてから最後まで涙が止まりませんでした。それも書店の入り口で他のお客さんが通るにも関わらず・・・・人の目なんて気にしてる暇もないくらい絵本の内容にくぎ付け。泣けて泣けて仕方ありませんでした。即買いでした。うちは息子が4人。男の子なんて何も考えてないで、本能で生きてるし、こっちの言う事もほとんどスルーで返答する方がおかしいくらい。毎日怒られない日もなく、怒られてもヘコまない。この絵本の中の男の子も日々怒られているけれど、いろんな事を思って、考えいるんだって事を感じた。「あっ!」うちの4人もこんな風に思ったり考えてるのかなぁ・・・・自分の子供達に対する気持ちに変化をもたらせてくれた絵本です。っと言っても日々ワンパクな息子達の相手をしていると、「絶対にこの絵本の男の子みたいな息子達じゃないわっ!!」って度々思いますが、そういう時こそ・・・絵本を手に取り、読み始め・・・ジーンと心に余裕を持たせ、また子供達に接します。まさしくこの絵本は私の気持ちを静まらせてくれるオアシスです。大人目線で見てたけれど、子供目線で見ると改めて「子供に対する自分の気持ち」を見直すいい機会を与えてくれる絵本です。ワンパク坊主を持つ両親にはと〜ってもおススメですっ。