図書館で偶然見つけた、森山京さん&広瀬弦さんのコンビの絵本です!
以前読んだ「おおきなテーブル」も「クー」も、すごくよかったので、こちらも期待して借りてきました。
期待以上によかったです!
まずは絵!「クー」同様、洗練された大人の絵・・・という感じで、一見、外国の絵本かと思ってしまいそうな・・・。主人公の少年「ヒロ」の表情やしぐさが、かわいくていじらしくて・・・。
ストーリーも・・・。
とっくに亡くなったと聞かされていた父親が急病で入院したので、突然、母親に連れられて、会いに行くことになったヒロ。
赤ちゃんの頃からずっといっしょだった、小さなぞうのぬいぐるみのパコも連れていきます。
小さい頃のパコとの思い出、飛行機の中で初めて聞く母親の話、病室での父親との会話、そして・・・???
胸がキリキリ痛むようなせつないストーリーですが、さわやかな終わり方が素敵です。
小2の次女に読みました(ちょうど、ヒロは小2という設定でした!)が、中学生の長女や長男にもすすめたい絵本です☆