最初、主人公のヒロくんの孤独さをかわいそうに思いました。
いっしょにすんでいる母の存在が、距離を置いている感じだし
父も家族より自分の仕事(都合)を優先させたんじゃないの?とヒロくんに対しての愛情が深いのかもしれないけど、ヒロくんからすればどうなの?とか・・・深読み過ぎ?(^^ゞ
英国とかでテディベアが生まれた時から身近にあって、添い寝とかしないから小さい頃からの存在が大きいみたいですよね。
ぬいぐるみは、嫌な事はしないし、喋りませんし、あたかも自分の気持がわかるような存在に思えたりするものです。
幼稚園での嫌な思い出、父との別れ・・・淋しい時、辛い時にパコの存在に助けられます。でも、結局求めているのは“人”の存在。No.1だったパコを卒業する存在に出逢えてよかったね。
意外に年齢の小さい子より、小学校高学年〜思春期の子ども達の方が、感覚的に同感出来るような気がします。