娘がまだおなかにいるころに、できるだけ小さい子対象の絵本を買って用意しておきたくて選んだ本です。
生まれる前には、これを読んで「なんでこんなかわいそうなことを...『かあさんもいやだっていうわ』なんてひどい!それに、こんなふうに『いやだっていっちゃダメ』みたいな本は読みきかせたくない」なんて思っていましたが、なんのなんの...。子育ては甘くはないですね!イヤイヤの時期の子供はまるで怪獣です。正直、かあさんもいやだっていいたい...と思うママたち、いっぱいいると思います。そしてそれは、子供と真っ正直に向き合っているからこそ。頑張るママたちの心もよーくわかってくれている本だと思います。
そして、わからないながらも、自分がイヤっていったら言われたひとはどんなきもち?自分が言われたらどんなきもち?と、相手の立場にたって考えることの大切さを一生懸命伝えてくれる、素敵な絵本だと思います。