日々「いやだいやだ」が増えてきた2才の息子。以前は、自分の気に入らない時には、「い〜や〜だぁ〜」と梃子でも動かなかった頑固な息子が、この本を読んであげるようになってからは「○○くんも、いやだいやだっていうよ!」となんだかかわいい言い方になってきました。
ギャンギャン泣き(弟がヒステリックに泣くのを長女はこう呼ぶ)している時にでも、この本のフレーズを言うと効果テキメン!この本は、絵がみんな怒っている表情をしていますが、セリフはとても優しいんですよね。大声を上げそうになるこちらまで言葉が穏やかになります。
「いやだいやだ」と連呼する時って、自分でも訳がわからなくなっているんじゃないのかな?そういう時に、小さい子でも気持ちを落ち着かせて自分で考えることを誘導できるいい絵本だと思います。最後の「ルルちゃんはどうするの?」の問いかけが特にいいですよね。(優しい息子は必ずルルちゃんの涙を拭きます!それがまた嬉しい・・・)
欲を言えば、裏表紙はルルちゃんがにっこりしている顔を載せて欲しかったな・・・