人望が厚く、国の仕事も順調、家庭も円満なぞうのババール国王。
第5作目の今回は、子ども達からサンタクロースの事を聞き、
何と、サンタクロースを探す旅に出るのです。
これがなかなか本格的。
あちこち情報を集め、本を調べ、学者を訪ね・・・。
探し物名人の子犬を従え、いざ、サンタクロースの住まいへ・・・。
もちろん、珍道中が待ち構えています。
サンタクロースの住まいの絵が素敵です。
もちろん、その後の展開はババールらしいですね。
子ども達の願いを無事叶えてあげられた安堵感と達成感に
親として共感してしまいます。
一風変わったサンタクロースの一面にも触れ、
満足の1冊でした。