始めてこの本を読んだ時、まるで フランス映画のような絵本だな・・・と 感じました。
最低限の情報だからこそ、自分の『アンジュール』の世界が広がります。
子供は 観ないだろうなと 思いながら 本を無言で開き、絵だけを追いながら、ページをめくる。
が・・・
そんな事ないです。
子供も大人と同じように感じるんです
いや、大人より弱い分 置いてけぼりになった犬の気持ちが解るのかもしれません。
読み終えた(?)わが子は「どうして捨てられたの 悪い事したの?」と 聞いてきました。
悪さばかりしていた息子に 「言うこと聞かないと捨てちゃうよ」と言った私の言葉が そう思わせたようです。
その後は、お母さんの大好きな息子は何があっても捨てない事 わんちゃんは 何かの事情があったのだろうか?とか、沢山の説明と反省会つきでした。
二度目に読んだ時は ちょっとふざけて 勝手にセリフをつけて読んだら 大うけでした。