わらしこほいくえんのくじらぐみ(年長組)には、9人の子供がいます。港町のまんなかにある、小さな保育園で園庭もありません。でも、近くの神社や、ちょっと遠くのひなたやまが、自然いっぱいの遊び場です。
「こわいんだも−ん」が口癖のさくらや、おかあさんのパンツをはいてるたかしなど、9人の子供たちと、豪快な男の園長(ダンプえんちょう)の、かいぞくごっこなどのいきいきとした遊びが魅力的で、いつしか、お話の中にひきこまれてしまいます。
小学生の長男、長女が4,5才の頃から、今でもお気に入りの本です。
ちょっと長いのが、読む側としては大変ですが、姉妹本の「おしいれのぼうけん」(の方が有名?)より、私もこっちの方が気に入ってます。