お誕生プレゼントにブラジルで爬虫類の研究をしている一人息子から、ルイーズ・ボドさんは、蛇を送ってくれました。ボドさんは、毒蛇でないか確かめに動物園に行って調べるのは、やっぱり先生でもあり、母親だなあと思いました。蛇にクリスターと言う名前をつけて、ミルクを飲ませたり、長い長い毛糸のセーターを編んで着せたり、ほかほかで気持ちのいいベッドを用意したり自分の子どものように育てているのが、とても不思議でした。いつも可愛がっていれば、ボドさんが危険な目にあっていると、泥棒にもの凄い勢いで飛び掛りボドさんを助けたのです!とても感動しました。色彩も緑・赤・黒と地味ですが、内容にマッチした絵で素敵でした。