「せかいいちうつくしいぼくの村」に続く「ぼくの村」シリーズ2作目。
実はこの絵本を知る前に1作目、そして3作目の「せかいいちうつくしい村へかえる」を先に読みました。
その後2作目があることを知り、早速手に。
この2作目は、ヤモの友達ミラドーがサーカスに入団するきっかけとなるお話しです。
戦争中のお話とは思えない、サーカスの楽しい雰囲気でいっぱいです。
家族が戦争に行き、心配な気持ちを持ちながらも、自分達は生きるために懸命に働き、そして楽しむときは思い切り楽しむ。
そんな村の人々の生活に、生き生きとしたもの、力強い生命力を感じました。
1作目のラストに強い衝撃を受けましたが、この2作目のラストには少しだけホッとする言葉も。
戦争で受けた被害は計り知れませんが、そんな中でも未来に希望を持つ内容に、逆にこちらが勇気付けられます。