あまりおこらない息子より、おこってばかりの私が考えさせられた絵本です。
おこられてばかりだと、おこられることのない場所に逃げてしまいたくなる気持ち、とっても寂しい気持ちになること。おこってばかりだと、心の中はイライラするし、どんより重いし、あまりいいことないなぁということ。どちらの側にたっても、おこることってあまりいい気持ちはしないし、最後のぼくのセリフがとても的を得ていて、深く考えさせられました。
「おこる」に関する作品で、他にも「おこだでませんように」、「ぼくはおこった」を同じ時期に読みましたが、おこることで、相手も自分も周りのことも傷つけてしまうことに、もうちょっと敏感にならなくちゃなぁと思いました。