みやにしたつやさんの絵本なので、興味があって借りてきました。
この絵本に出てくるキツネの家族って、本当にいい家族ですね。
お父さんがいいと、お母さんもよくて、その夫婦に育てられた子供たちもいいという感じです。
最後の家族の笑顔を見ると、それが伝わってきます。
普通だったら、怒ってしまいそうなことを怒らないで笑顔でいられるのはなかなかできることではありません。
この絵本を読んでふと、自分の家族のことを考えてしまいました。
私の子供たちが優しい子に育ってくれればいいなぁと思っていますが、思っているだけでは、育ちません。
親が優しくないと子供だって優しい子にはなりませんよね。
きっと、この絵本のキツネのお父さんとお母さんのような親に育てられた子が優しい子になるのだと思いました。
この絵本では、お父さんの優しさが表れていますが、このお母さんはすばらしい!
私だったら、「もお〜何やってるのよ!ご飯はどうするの!!!」と言ってそうです…
やっぱり、みやにしさんの絵本は考えさせられます。奥が深い。
ますますファンになってしまいました。