主人公のてつたくんは5歳。自分と同い年ですごく共感が持てるようです。てつたくんの弟のみつやくんはこれまた仲良しの3歳のお友達に重なるようで、てつたくんを息子の名前で、みつやくんをお友達の名前で読むとかなり盛り上がります。
特に、みつやくんが「たがも」「どうつぶ」「しょっぴる」「ちじゅ」「チューインマグ」・・・などなどというところが大のお気に入りで、違うじゃんとかいいながらもう自分はおにいちゃんなんだ!と実感してご満悦な様子。この物語ではへなそうるはみつやくんより更に下の位置づけで、いろんなことを教えてあげたりお世話するのも5歳の心をくすぐるようです。
こどももさることながら大人の私も2人とへなそうるのやりとりがかわいくて微笑ましくてくすっと笑ってしまいます。
大きくなっても息子の大好きな一冊に間違いなくなっているだろうな〜と思える本当に素敵な本です。