子どもが図書館で借りてきました。おそらく表紙の絵(犬)とタイトルの2文字が気になったのでしょう。
主人公の女の子が学校でなくなった上履き(しかも二度目とのこと)を探していた時に、ぼろぼろのモップのような大きな犬に出会った、と話は始まりました。
子どもが借りてきた本だからと想像していた話とは違い、読む進んでいくと私の方が胸があつくなり、後半は読むのに声がつまってしまいました。
心に痛みを持っていた彼女がボロと出会ったことがきっかけで前進できたように、彼女と同じような痛みを持っている人がこの本を読んで少しでも道が開けるヒントになれたら。
そしてこの本を読んだ子ども達が身の周りの全てに優しさを感じられたらいいな、と思いました。
サイトでは2−5歳におすすめとなっていますが、小学生以上にもおすすめだと思います。