ちょうど同じ日に読んだ「ペレのあたらしいふく」とストーリーが似ていたのでびっくりしました。
ペレは自分のために羊の毛を刈って洋服を作りますが、この絵本に登場するハリネズミのとんがとぴんがは、一緒に暮らしているニコラスさんのために靴下を作ります。
そう、ニコラスさんという名前から想像ができるとおり、これはクリスマス絵本です。
そうとはしらず、ずいぶん時期はずれに読んでしまったと焦りましたが、1年かけて靴下を作るおはなしなので、まあ、結果的にはOKでした。
最後に靴下を編んでくれるのが、発明家が発明した機械というところが近代的で面白かったです。
そしてそんなおはなしを盛り上げてくれるのがスズキコージさんの独特な絵。
一風変わったクリスマス絵本を探している方におすすめです。