とても興味深い!
月はどうして出来たのでしょう?
昔、月がなかったころのおはなしです。
当然、夜は真っ暗で、それが当たり前だと思っていました。
ところが、ある村にいくと暗くない。
実は、月を2ポンドで買ったという。
なんとも不思議なはなし。
カシの木にぶらさげて、
毎晩ちゃんと燃え続けるように手入れもするという。
いやはや、月ってこんなに簡単に手に入れられるものだったっけ?
月が欲しくなった4人兄弟は、相談の末盗んでしまいます。
4人兄弟が、年老いて順番に亡くなるときに、
それぞれが、月の4分の1を墓場まで持って行くのですが・・・
なんとも、可笑しなはなしで、
死人たちの世界が、月のせいで明るくなったせいで、
地上での生活のように、飲めや歌えや大騒ぎ。
終いには、けんかも始まって・・・
もう、ここまできたら、笑うしかありません。
死人は、静かに眠っているものだと思ってたら、
大間違い。
なぜ、現在のように、月が空高く、てり続けているのかは、
読んでのお楽しみ。
最後まで、展開がわからず、目が離せません。