この本の絵を描かれているバーレイさんの絵本「わすれられないおくりもの」がとても印象深いのですが、同じ絵で同じアナグマさんが登場しているということで興味を持ち、手にとって見ました。
このお話に登場するアナグマさんは最初からとても不機嫌なのです。
モグラさんが遊びに来てもつっけんどん。
読者にはその理由は全然わからないのだけれど、どうやらモグラさんは理由がわかったみたいですね。
モグラさんはある策を講じます。。。
持つべきものは、素敵な友人、ですね。
こんなに素晴らしいアイディアで、ユウウツの虫を吹き飛ばしてくれるのですもの。
アナグマさんの最後のセリフ。そうなんだよなぁ・・・・って心に染みます。みんな、きっと、そうなんですよ。知りたい、確かめたい、、、、でももし違ったら?
そう思うと自分から行動できずにふさぎこんでしまったアナグマさんの気持ちもよく理解できますね。
大人の私にはとても感慨深いお話でしたが、5歳の息子にはあまり響いてない様子でした・・・。もう少し大きくなって人間関係にもまれたら、わかる日が来るのでしょうね。