1日の終わりが終わりではないこと、どんなことも何かがどこかでつながっていることを、子どもの素朴な疑問に寄せてやさしく丁寧に説き明かしていくお母さん。とても心地よい親子の会話をつむぎだしています。
昼も夜も 道も川の流れも 季節も
「おしまいになってしまうものは、なんにもないの、べつのばしょで、べつのかたちではじまるだけのことなの。」と諭すお母さん
「ほんとに ぐるぐる ぐるぐる つづいていくんだね」と無邪気に気づく子ども
生命も人の思いも巡っている いつまでもそれを素直に感じとれる大人でいたいと思いました
素朴な線描が心に残る くまパパいちおしの会話