この絵本は「パパとあなたの影ぼうし」の歌をそのまま絵本にしたものです。絵はすべて影絵なんですよ。お話の内容は、いつも一等賞しかとってこなかったお父さんが自分とは正反対の不器用な息子につらくあたってしまう。しかし、ある日初めてお父さんは仕事で一等賞を取れなかった・・・そのことが悔しくて愚痴ってしまうお父さん。でも、そんなお父さんの方がいいな。息子はお父さんを励ますかのように「逆上がり教えて」と言った。お父さんはしぶしぶ外に出た。何度も何度も挑戦する息子。あきらめないことが大切なことということをお父さんに伝えたい。でも、もう伝わってるよ、きっと・・・。「逆上がりできないこの方ができる子よりも痛みがわかる分だけおおきくなれる」この言葉にじ〜んときました。歌を聴いても涙がでてきちゃうんです。