読んでみると少し難しい絵本です。でもちょうど、子供がテストで出た問題(抜粋)の絵本だったので、娘も興味をもって読み聞かせを聞いていました。
いちょうの実を擬人化し、母である木からの旅立ちという形で表現していますが、飲み物の準備を忘れたとか、コートがなくなったとか、あわただしい中、実どうしが譲り合っていく姿があり、朝になると、北風などの助けを借りて旅立っていく姿が絵本になっていました。
実は飛ぶのだろうかと思いつつも読みました。
実たちの姿がかわいい丸い子供の絵でかいてあるので、文章だけで読むよりもずっと親しみが持てました。昔の話だからか、言葉遣いがとても丁寧で昔のお嬢さんっぽいです。