いつもと同じ学校からの帰り道。
でも、今日は、いつもとは違うのです。
今日は、白い線の上を歩いて帰る、と決めたから...
こういう遊び、子供は大好きですよね。
横断歩道を渡る時、白い線のところしか歩いたらダメよ、なんていいながら、友達とジャンプしながら歩いた小さい頃のことを思い出しました。
白い線を歩いて帰る。
ただ、それだけのことなのに、まわりには誘惑いっぱいで、これがなかなか難しい。
なにげない下校の道が、まるで、大冒険しているかのようなわくわく感。
ひがしちからさんの絵が、はらはらどきどきさせて、とってもいいですね。
私にとっては、なつかしい気持ちにさせられた、娘にとっては、新しい遊びを見つけた、楽しい1冊でした。