新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ぼくのかえりみち」 伴門陶汰さんの声

ぼくのかえりみち 作:ひがし ちから
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年10月
ISBN:9784776403173
評価スコア 4.84
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  • 待ってました〜!

    「えんふねにのって」の“ひがしちから”さんの2作目出ましたね。道路の白線をたどって家まで帰ろうって、小学生の時誰しもやった遊びですよね。

    最近車の中から道路の白線に反応した息子に、「白い線の上を通って家に帰る絵本があるよ」と言うと、「読む読む〜」と今日の絵本は決まりました。ママもやっぱり遊んだことがあるって言うし。

    学校からそろりそろりとスタートして“しろいせんから おちないように”という感覚、息子に伝わるかな。そんな心配はよそに「ザリガニだ!」と目ざとく反応する息子。そうそう、身を乗り出し手をついても足が白線に乗っていたらセーフなんて細かい描写が、僕の古い記憶を呼び覚ましてくれます。

    犬が道を塞いでる場面では、犬が苦手の僕は硬直しそうでしたが、息子は大〜笑い。幾度となく現れる難攻不落と思われるピンチを切り抜ける度に「ほぅ、そういうことかぁ!」と納得してしまいますが、最後家の前まで来た時の絶体絶命のピンチには、「神様 仏様…」と神頼みでもしないと無理だと思いましたが、そこを切り抜けたのは予想外な方法でした。

    息子は明日から白線遊びに夢中でしょうが、急いで目的地へ行きたい時はちと手を焼かされそうな気もします。

    投稿日:2008/11/30

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