大胆なタッチで、きれいな色の動物の親子が、これでもかこれでもか、と描かれていて、動物好きには魅力的な絵本です。
読む大人にとっては、しつこいくらいの繰り返しも、小さな子にとっては、覚えて言えるのでうれしいようです。
でも、次女といっしょに聞いていた長女は、「お母さんいない動物もいるよね?死んじゃったかもしれないし、つかまっちゃったかもしれないじゃない?」なんて言ってました。
確かに長女くらいになれば、周りに離婚や死別でお母さんのいない友達もいたりして、現実的なことを考えてしまうのかもしれません。
でも、誰でも生まれた時にはお母さんがいたし、例え遠く(天国も含む)に離れていて、いっしょに暮らせなくても、心の中ではすごーくすごく、こどもが好きなんだよ、と伝えたいですね。