つみきのいえとはどういう事?と思いながら読んでみたら、思い出を大切にするおじいさんの心温まるお話でした。
舞台は、水面が上がってくるから度々家を上に作らなくてはならない町。一見とても不便な環境なのですが、主人公のおじいさんは単に家を積み重ねるだけでなく、大切な大切な思い出を積み重ねていました。
初めて子供が産まれた家、初めて子供が花嫁さんになった家、、、。
今ではおばあさんもなくなってしまいおじいさんが1人で暮らしているこの家ですが、そんな素敵な思い出が常に一緒にいてくれるから寂しくなんかない、温かい家なのかなと感じました。
繊細で優しい絵もとっても素敵でした!
5歳の子供に読みましたが、「いいお話?!」と感動している様でした。