訳者のさのようこさんの端書きを読んで思い出したのですが、私も子どもの頃、家の階段の電球を見つめた後、壁や階段に見える残像をつかもうとして遊んでいました。こういう現象を科学的に証明した人が、あの有名な詩人ゲーテだったなんて、驚き!
この絵本はそのゲーテが解明した、「色の不思議」(色の反対色、もしくは補色)を物語を通して、感じることの出来る素晴らしい絵本です。
内容は小さなお子さんからでも、十分わかる「緑色のかえるくんのお誕生パーティー」の話。
ただ、年令が低すぎると、絵の残像で色の反対色を見るのは、ちょっと難しいかも。うちでは上の子で試してみましたが、今のところいくらやっても、「よくわからない」そうです。