恥ずかしながら,私自身が反対色や補色のことは詳しく知りませんでした。だけど,この本を読んで(試して?),身を持って知ることができました。
こんな実験絵本っていうのもいいですね。科学の世界に興味を持つきっかけにもなるのでは,と思います。
左の頁の絵を10秒じっと見つづけると,右の頁の黒い小さな点を見るだけで,反対色の絵が浮かび上がってきます。
この現象が5歳のこどもには初めてのことで興奮していました。「見えた!見えた!」と大喜び。2歳の次男には無理でしたが,兄の真似をして「見えた〜。おもしろいな〜。」と言ってました。私や兄が,点しか書いてない頁を見ては「見えた!」と言い合っているのがおもしろかったのでしょうね。
もう少し大きくなったときにも,反対色と言えばこの絵本で体験したことを思い出してくれるのでは,と期待しています。それほどこども(5歳)には衝撃が大きかったようです。