はなちゃんはおばあちゃんが大好き。
そんな大好きなおばあちゃんが家の工事のため、はなちゃんのお家へ少しの間来ることになりました。
最初は一緒に遊んだり、とても楽しく過ごしていたのですが、おばあちゃんの好みに合わせた食事、正しいことではあるけれどちょこちょこ注意をうけることで、はなちゃんの心の中で少しづつ変化が起こり、、
ついに、はなちゃんの大事なお友達を注意したおばあちゃんに、はなちゃんは「おばあちゃん、きらい」と言ってしまいます。
はなちゃんはおばあちゃんと気まずくなり、なかなか「ごめんね」が言えなくなってしまいます。
この時のはなちゃんの、言いたいけれど言い出せない気持ちや、つい口を出してしまって怒らせてしまったおばあちゃん、どちらの気持ちもよく分かり胸がきゅっとなりました。
寝る前に子供に読み聞かせをしていましたが、わたしはつい涙がほろりと、、、
5歳の娘も「どうしてごめんねってすぐ言えなかったんだろう?」など読み終わった後に少しづつ噛み砕いてはなちゃんとおばあちゃんの気持ちを考えていました。
寝る前でなく、もう少し時間が取れるタイミングで読めばよかったなぁ。
文章も簡単で、登場人物も少なく低学年のお子さんもサラッと読めるボリュームだと思います。