たいようが にわのまうえを とおりすぎました。
あつくてあつくてみんなもおひるです。
にわのみなさん おきてください。
あめだぞ あめだぞ。
女の子が庭でホースをふりまわし、水まきをしながら声をかける。それに対応して、庭にいるいろいろな生き物たちの様子が、映画のズームのように描かれています。生き物たちの動きの「たぴたぴ」や「きゅるきゅる」なのど擬音の楽しさもおすすめです。
木葉井悦子さんの絵本の色の美しさに一目惚れした1冊です。最初のギラギラした赤い太陽は真夏の暑い日を思い出します。水まきが繰り返される中で、読んでいくうちにどんどん涼しくなる気持ちのいい絵本です。