くまのコールテンくんは、大きなデパートのおもちゃ売り場にいました。どの動物も、人形も、早く誰かが、家に連れていってくれないかなあと思っていました小さなくまのこを買っていこうとする人はなかなかいません。
ところがある日、ひとりの女の子がコールテンくんの前に立ち止まりました。
やって、連れていってもらえると思ったコールテンくんでしたが、そうではなかったようです。そして、ちょっとした冒険を体験するのです。読みながら、ハラハラドキドキ…
コールテンくんの運命はと心配しました。
女の子の優しさに、思わず涙がこみ上げてきました。ひとつひとつの言葉が、心に染みとおってくるお話です。言葉の意味を、心に刻みながら、何度でも読んであげたいお話です。