私は英語版で読んだことがありますが、ぜひ娘にもと思って図書館で借りてきました。
誰か連れて行ってくれないかなぁと思いながらおもちゃ売り場にいるくまのコールテンくん。ある日女の子が立ち止まってくれましたが、お母さんが「ボタンがとれていて新品じゃないみたい」と言って買ってくれませんでした。その晩コールテンくんはボタンを探しに行きます。結局ボタンは見つかりませんが、次の日に女の子がお小遣いを持って連れに来てくれました。
「そのままのあなたが好きだけど、ひもがずり落ちては気持ち悪いでしょ」と言ってボタンをつけてくれる女の子と、その女の子に抱かれて何とも幸せそうな表情のコールテンくん。心がぽかぽかと温まる絵本です。
うちにはたくさんのぬいぐるみがありますが、こんな風に運命のぬいぐるみに出会うのを待ってあげたら良かったなぁなんて思ってしまいました。