ご自身が図工の先生をされていた岡田淳さんの、学校ファンタジーです。
放課後の図工室で、図工の先生が自分で作ったお話をしてくれる、という設定。
学校で起こったという、不思議なお話が6話綴られています。
しかもこのおはなし会のお客様は、図工室に迷い込んできた蝶、テントウムシ、金魚、カエル、猫、ヤモリ。
この先生、いつの間にやら動物や虫と話ができるようになっていたのだ♪
「フングリコングリ」
「むぎゅるっぱらぴれ、ふぎゅるっぴん」
「かっくんのカックン」
「壺に願いを」
「フルーツ・バスケット」
「なんの話」
それぞれが短編なので、読み語りしても楽しめます。
もちろん、自分で読んでも楽しいお話ばかり。
岡田淳さんの、すぐそこにありそうでいて広がりがあるファンタジーが大好きです。
絵本から童話への導きに。