この絵本の内容やレビューを見てどうしても子供に読んであげたくなり購入しました。 この本を読む前に子供に「指がない子はどう思う?」と聞くと「妖怪だよ!」と返事がかえってきた時は子供の残酷さにショックを受けました。 日常の幼稚園ではよくあるけんか… 女の子はみんなお母さん役になりたいものです。 お母さん役を巡り「手のないお母さんは変!」とお友達に言われた時のさっちゃんの気持ち、お母さんに「さちこの指は小学生になったらはえてくる?」と聞いたあたりは涙が止まりませんでした。 身近に障害を持った子がいないのでなかなか子供とこのような話をする機会がなくてとても勉強になりました。
子供も「おなかの中で怪我したんだよ。」という所はとても分かり易かったらしくそれから妖怪とは一度も言わなくなりました。
私もこの本に出会ったおかげで、読み聞かせの時になるべく障害を持った子が描かれている本を読んであげるようになりました。
すべての親子に読んでもらいたいです。