我が子たちは身近に障害をもった方と出会ったことがありません。来年小学校にあがるにあたり、きっといろんなお友達がいるだろうと思い、ぜひ入学前に読んでおきたい1冊でした。
ところがタイミングよく娘が自分で図書館から借りてきました。どうも「まほうのて」という題名が気に入ったみたいです。忙しい時間帯だったので自分で先に少しだけ読んでいました。すると叫ぶではないですか、「おかあさん!さっちゃんのゆびがないよぉ」と。素直におどろいていました。そしてやはり聞かれました。「なんでないん?」・・・。これは忙しい手を止めて読むしかないと思い読み聞かせました。「おなかのなかでけがをしたんだよ」…娘も納得。最初はかわいそうだねと言っていた娘ですが、最後には、お友達がいっぱいいていいね。手をつないでみたいな。と感想を述べておりました。
いつかきっと、この本のことを思い出すときがくるでしょう。そんな心に残る1冊でした。