幼稚園教諭時代、髪の毛が他の子と違うことで色々と言われ、傷ついている子がいました。
言う側の子にいくら口で説明しても伝わらず、悩んでいた時、この絵本に出合いました。
すぐに読み聞かせをし、自分とは違うこと、障害を持っている人のことについてみんなで考えました。
子ども達も納得し、クラスも落ち着きました。
母になって、我が子に先天性の病気があります。
大きな病気ではなく、機能的には問題ありませんが、見た目が他の子と違います。
長女が最近それに気付き「どうして?」と尋ねてくるので絵本を読んだ上で「この子もママのお腹の中で怪我をしたんだよ」と伝えました。
これから先、長男が大きくなってこのことで傷つくようなことを言われることがあるかもしれません。
長男にもきちんと理解させ、それに負けない子に育てていきたいと思っています。
その時にはまたこの本を読んでやるつもりです。
今、世の中でいろいろないじめがあります。原因はいろいろだと思いますが、人と違うことによるいじめもあると思います。
子どもだけではなく、大人にもこの絵本を是非読んでもらいたいです。