4歳の次女が図書館で見つけてきました。
9歳の長女も一緒に読みました。
恥ずかしがりやのれんこんくんの良いところをみんなが見つけてあげるお話です。
はじめはれんこんくんの良いところが見つからない、と言っていたみんなですが、
一つ見つかり、二つ見つかり・・・。
最後はみんな、知らず知らずのうちにれんこんのお世話になっていたことに気付きます。
読んでいて印象に残ったのが、
“長所を見つけてもらったれんこんくんの
恥ずかしがりやさんがすぐになおったわけではない”
ということです。
“褒めて伸ばす子育て”といいますが、
褒めたからってすぐに何かが良くなる、というわけではないんですよ〜ということを
改めて思い出したように思います。
れんこんくんのように、少しずつ時間をかけて、
ゆっくり、ほんのちょっとずつ自信をつけていけばいいんですよね。
どんな子も、みんな良い所を持ち合わせていて、
目立たなくても自信を持っていいんだよ、と教えてくれる一冊でした。
4歳の次女は、最後のちょっとだけ誇らしげなれんこんくんに
「いばりやさんはダメだよね♪」と笑っていましたが、
あまり自分に自信を持っていない9歳の長女は、
れんこんくんに共感していたように思います。
みんな自信を持って、自分のことを好きでいて欲しいなと思います。