1983年初版で既に136万部の売上を誇るベストセラー。
「いくら リュックが おもくても
くたばらないぞ ぐりとぐら
えんそくのたのしみは
リュックのなかの おべんとう
ぐり ぐら ぐり ぐら」
出てくる歌が良いですよね。
遠足というものの、ぐりとぐらだけなのですが、歌を歌いながらというところが、いかにもぐりとぐららしいところ。
盛り込まれたエピソードもほのぼのさせてくれます。
そして何と言っても、ぐりとぐらと言えば食事のシーン。
今回はおべんとうをくまと食べるのですが、その分量を考えると、森の仲間たちの登場があっても良かったのかなと思います。
この読後感の爽やかさは、何とも言えないものがあります。
安心してオススメできるシリーズの一冊です。