これぞ、絵があって文が生きてくる作品ですね。
文だけでも笑えますが、各ページ左側上の子どもの問いかけに、左下のパパの答えと共に、右ページの絵を見た瞬間笑いが増幅します。
この作品はあまり小さいお子さん向きではないかも。
この“笑い”を楽しめるのは、小学生くらいからかな?
子どもの「どうして?どうして?」の頃、親は子どもの「どうして?」に辟易し、しまいには安易に回答してしまいますが、このパパも新聞を読む片手間に、それも彼なりのシニカルでウィットに富んだ応じ方。
息子は、カバが電車に乗らないわけ。
私は、オオカミがヒツジと馬跳びをしないわけ。
に、爆笑でした。
わが家では、高い評価でした。