この本は、6冊あるカリジェの作品の中でも、娘が特に気に入っているお話です。
心に残ったことがたくさんあるようで、レビューも一生懸命書いていました(ニックネームは「天使のケーキちゃん」です)。
娘が2歳の時からずっと、いっしょに読んだ絵本のレビューを、娘の反応や感想を中心に書いてきましたが、娘のレビューを読むと、
「ああ、こんなことも感じていたんだなぁ」という驚きや感動もたくさんあり、1冊の本を2度楽しめるような気がします。
この絵本も、そんな1冊です。
小鳥が大好きな娘にとっては、わくわくするようなすてきなお話だと思います。
カリジェの絵もすばらしく、娘も「じいじより上手だね。」なんて言ってました!
私自身は、大塚さんの訳にも感銘を受けました。6作品のうち、1冊だけ、他の方が訳されたものがあるのですが、やはり大塚さんの訳にはリズム感があり、言葉も洗練されていて、とても読みやすいように感じます。