子ども心に
どうして、こんなについてないことが続くんだろう・・・
と、思うことってありますよね
大人にとっては
取るに足りない小さいことに見えてしまいますが
子どもにとっては、真剣な問題です
お友達のこと
勉強のこと
お母さんのこと
そして、自分のこと
この重要なことが
テンポよく描かれ
まるで、自分のことのように
感じて読み進める子どももいるように
思いました
唐突に始まって
すぐに事件に遭うような
びっくりする展開です
お母さんに対する気持ちも
算数のことも
あまりにリアルです
大好きなけんちゃんを独占したい気持ちも
なんとなくわかります
意地悪な友達の存在も
どうして意地悪するのか
自分を客観的に考える機会になっているように
思います
どう言ったら
自分の思いが伝えられるのか
具体的な展開
つながりとんぼが、いいです
ほんのちょっとしたグッズで
子どもって、考え方が変わったりします
その柔軟性や成長を
大人が見守り、寄り添いたいものです
おうちの人も一緒に
読むことをお薦めしたいです
表紙の福田さんの絵が
とても象徴的です